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2007年10月30日

喪服のランデヴー・・・凶手。

  ”二人は毎晩八時に逢った。雨の降る日も雪の日も、月の照る夜も照らぬ夜も。”

 NHKドラマDモードで放送されていたドラマ「喪服のランデヴー」の原作の書き出しである。

 実際にこのコーネルウールリッチ原作の小説を読んだ事はないけれど、

 野沢尚氏脚本のこのドラマを見ただけでも十分引き込まれました。

 以前にも「喪服のランデヴー」についてお話しましたよね。

 今まで見たドラマの中で、もしかしたら一番惹かれた作品かもしれません。

 この「喪服のランデヴー」の第一話は「凶手」という題名でした。

 藤木直人さん演じる路木悟史と婚約者で麻生久美子さん演じる飯田聖美が幸せだった時から始まります。

 毎晩八時に駅前のガス灯の下で待ち合わせをしていた二人。

 ガス灯のぼんやりとした灯りのレトロな雰囲気がとても素敵でした。

 薬学部の大学院生である聖美は、6月に結婚を控えた5月31日の日暮れ間近

 山へ研究に必要な薬草を採取しに行った帰りに車に轢かれてしまう。

 その車にはキャンプ帰りの男女4人が乗っていた。

 彼らはかつて反体制で、学生運動(闘争)に身を投じていた同士達。

 それから30年の時を経た今では体制側へと転じ、それぞれ「エリート」と呼ばれる地位に就いていた。

 4人でキャンプした帰り道、運転していた長谷部(塩見省三)が飲酒でハンドル操作を誤り、聖美を轢いてしまう。

 同乗していた3人と共に聖美の生死を確かめた際、まだ聖美の息がある事がわかり

 安堵するものの、今は4人とも社会的地位のある立場。

 4人の保身のため、怪我はしているがまだ息のある聖美を車で運び、山中に生き埋めにして殺してしまう。

 そして自分達の地位を利用して事件の隠蔽、捜査の縮小を図り、殺人を闇に葬ろうとする。

 一方、ひき逃げがあった5月31日の夜、いつもの様に八時に駅前のガス灯の下で聖美を待つ悟史。

 もちろん聖美は来なかった。冷たい土の下で息絶えていたのだ。

 次の夜八時も、その次の夜八時にも、彼は聖美を待ち続けた。

 雨が降ろうと、カラダを壊そうと、ずっとずっと待っていた。

 夜八時、いつもの様にあのガス灯の下で。

 やがて聖美の遺体が見つかる。

 いつからか、悟史の姿はあのガス灯の下に見られなくなった。

 住んでいた街からもいなくなった。

 誰も彼の行方を知らなかった。

 生真面目な彼を心配していた近所の人も、

 聖美の事件を追っていた新米刑事にも、

 彼が何処へ消えたのかわからなかった。

 

 冷たい余韻を残したまま、1年の月日が流れる・・・・

                   

             と、この続きは、またいつか近いうちお話ししますね。


 にしても日本は惜しい人を亡くしましたね。

 私は未だにあの野沢尚氏が亡くなったという実感がわきません。

 彼がどうして自殺という道を選んだのかも・・・・・・

 もう何年くらい経つのでしょうかね。3年くらい?

 顔はあまり知らないのですが、名前だけは知っていました。

 何しろ私が「これ好きぃ〜っ!」と感じるドラマの脚本は必ずといっていいくらい野沢氏の手がけたものでした。

 結構暗い感じのが多いのですけれどね・・・・

 才能溢れた人だっただけに、残念でなりません。

 

 

 
ラベル:ドラマ
posted by ゆるゆるみぃみぃさん at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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